
🕯️悪夢の神様🕯️
第2章 命の恩人!?
サイレンの音、レスキューの声――――…
消防隊の「消火――――!」の声…
「下がってください――――…消火の邪魔になります!」
の、警察の声――――…
「――――救急!反応がない!!!この二人を頼む!」
俺は、うっすら光が広がった瞬間に叫んだ――――!
「!!松――――ばら……さぁぁぁぁ――――」
大家の酒焼けした声はとうとう語尾はかすれ…聞こえなかったが…
俺が201号室から脱出できたのだと分かった!
「君――――大丈夫か!!!」
肩が軽くなり――――、誰かが俺の腕を支え、無理やり引っ張る!
「201号室の――――親子か!?」
耳元で、でっけぇ声で叫ばれ俺は「うっせぇ!そ――――だよ!ケンとマヤさんだ!」と、そのデカイ声の主にケンを渡す!
「よくやった――――!お手柄だ少年!」
と、背中を叩かれ!何故か体が軽くなった!
「――――!?」
