
🕯️悪夢の神様🕯️
第2章 命の恩人!?
ダッシュ――――!そりゃぁもう!!!
何故か、俺はダッシュしていた!
意味が分からない!それは俺がバカだからか?
でも、未來(みくる)ちゃんの必死な顔は――――…信じるだけの価値はあった!
俺は無我夢中で走った――――!すると、
夜空の一部が明るく浮きだって見えた……
「は?――――あの…場所って…」
俺のアパートの方角がうっすらと明るく見えた――――!?
“隣の家から火が出る!”
「は?マジ――――かよ!」
サイレンの音は聞こえない!まさに――――…出火したて?
俺は自分の足のギヤを上げた!
「うりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
