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🕯️悪夢の神様🕯️

第2章 命の恩人!?


「ケン…君って――――なんで…知って…え?」


「早く!――――まだ、今なら起こせる――――助けられる!」


無理やり出口に押す必死な彼女に…訳もわからず躊躇する…が、彼女は俺を向かわせようと出口に押す!


「よ、よく――――分からないけど…帰ればいいんだな?分かった――――…カウンター下の電話の横に店長の電話番があるから…店長に電話してくれ!――――戻ってくるから……後は頼む!」


俺は、泣きそうな彼女にそう言うと――――ダッシュで店を出た!



通うのが楽だと……このレンタル店にバイトを決めたが、実はアパートから三駅はある…体が鈍らないように……自転車やランニングでバイト先に来るようにしていたのだ…。



「意味不明な状態だが――――とりあえず!帰ればいいんだよな!帰れば!」



俺は走り出した――――!



※蛇足あり
【1~16ブロック】

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