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🕯️悪夢の神様🕯️

第2章 命の恩人!?


「///ハァハァ…嘘…嘘……なんで――――…」



うっとり彼女を見つめると――――…



……


…………ヤバい…やらかした…



彼女の絶望的な表情に…一瞬にして現実に引き戻された!




俺――――マジJK……に何てことを!?



あまりの可愛さに――――…理性を失ってしまったじゃないかぁぁぁぁ!



「あっ、ごめん!ごめん――――俺、俺!つい――――マジでごめん!ごめん…未來ちゃんが可愛くて!」



「――――今すぐ…帰って!アパート…帰って!!!

アパートの隣の家から火が出る!!

年配のご夫婦――――…上の階の少年とお母さん……助けて…………寝てる――――煙で…動けなくなる…崩れる…!早く――――!早く!広がる!今すぐ――――アパートに帰って!」



いきなり大声で俺を突き放した未來ちゃんが大声で叫んだ!


「――――は?…何…言ってるの?」


「早く!燃え広がる前に――――!」



青ざめた顔に…震える体――――…さっきとはまるで違う彼女の鬼気迫る表情に俺は入り口を見る。



「おかしな事を…言ってると思うだろうけど――――お願い…信じて……“ケン君”を助けて!」




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