
🕯️悪夢の神様🕯️
第7章 勇気の結末
「さっ、気を取り直していきましょう!」
「――――ハイ…」
声、ちっちゃ!でも、可愛い!
そんな、デート気分で昼間の住宅街を歩く俺と未來ちゃん!
――――もう、これは…これは!!!
「カップルです!」
「――――…ハ?」
「なんでもないです!」
ついつい、心の声が溢れてしまいました!テヘ!
ここまで来ると――――手とか繋いじゃう?
“転ぶと危ないから……(自分の出せる低い声で!)”
な~んて、言いつつムギュッって!
と――――そんなことを考えていたら…
柔らかい感触が俺の手を暖める――――。
「――――え?!未來ちゃん?」
振り替えると…
未來ちゃんが俺の手を後ろからキュッと掴んでいる!
