
🕯️悪夢の神様🕯️
第7章 勇気の結末
準備をし――――、出かける間際に岳さんが起きてきた。
「ん――――出かけるの?」
「はい!赤小屋の家が見つかったんですよ!なので、未來ちゃんに確認してもらいたくて!」
岳さんは珍しく外着の未來ちゃんを見て少し驚く。
「未來ちゃんが…直接…確かめるの?大丈夫?写メとかでも…いいんじゃ?」
――――あ…
その手があった。
「あ――――…言われてみれば」
――――未來ちゃんも…思い付かなかったのね?
「ま、気分展開にいいんじゃない?最近、未來ちゃん外に出てないから!」
「///は…はい…」
深々とパーカーのフードを被った未來ちゃんはうつむきながら照れている。
