
となりのにぃに
第17章 バレンタインは誰のもの?
「言ってた幼なじみってこの人?」
うわっ 今めっちゃ気まずい状況なのをようやく理解した。
「あー… うん。 高校生の敬人」
「みりかの友達? はじめまして、大森敬人です」
敬人のニコニコした顔が余計に気まずいよ…
「中村です。 別に友達じゃないですけど」
この人はつっけんどんにものを言うなぁ!
この場はすぐに解散したい!
「中村くん、もう暗いし帰りなよ。ね! またね、ムースくん!」
中村くんの背中を押して、ほぼ無理やり帰らせようとする
「あぁ帰るわ。また明日な」
こっちを見ずにヒラヒラ手を振りながら不機嫌そうに歩いて行った。
「ほんとにあの子、友達じゃないの?」
「…どうなんだろうね」
敬人の問にうまく答えられずに家に入った。
新学期早々だけど、明日行きたくないわ。
朝、ランドセルが妙に重い(そんな気がするだけ)と思いながら学校へ向かう。
教室の前で、中村くんを探してキョロキョロしてしまった。
よかった! まだ来てない!
「おはよー」
「おはよー」
席について教科書の整理をしていると後ろから「よぉ」と声をかけられた。
「うわっ 中村くん来てたの!?」
「来てるけど。トイレ行ってた」
「そうなんだ。おはよー…」
気まずい…
うわっ 今めっちゃ気まずい状況なのをようやく理解した。
「あー… うん。 高校生の敬人」
「みりかの友達? はじめまして、大森敬人です」
敬人のニコニコした顔が余計に気まずいよ…
「中村です。 別に友達じゃないですけど」
この人はつっけんどんにものを言うなぁ!
この場はすぐに解散したい!
「中村くん、もう暗いし帰りなよ。ね! またね、ムースくん!」
中村くんの背中を押して、ほぼ無理やり帰らせようとする
「あぁ帰るわ。また明日な」
こっちを見ずにヒラヒラ手を振りながら不機嫌そうに歩いて行った。
「ほんとにあの子、友達じゃないの?」
「…どうなんだろうね」
敬人の問にうまく答えられずに家に入った。
新学期早々だけど、明日行きたくないわ。
朝、ランドセルが妙に重い(そんな気がするだけ)と思いながら学校へ向かう。
教室の前で、中村くんを探してキョロキョロしてしまった。
よかった! まだ来てない!
「おはよー」
「おはよー」
席について教科書の整理をしていると後ろから「よぉ」と声をかけられた。
「うわっ 中村くん来てたの!?」
「来てるけど。トイレ行ってた」
「そうなんだ。おはよー…」
気まずい…
