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病院の風景

第8章 身体を清潔に

黒田の胸は、年相応に少し下には下がっているが、綺麗な弧を描いて、その先端に大きめの乳輪と乳首が付いている。たぶんDカップかEカップくらいだと石川は思う。

黒田は、

「いやだ〜!そんなお世辞言って…。ありがとう!でも、人が来たら困るから…。」

と言って、ナース服を受け取ろうと、手を差し出した。

石川は仕方なく、

「分かりました。どうぞ!」

と言って、黒田が着やすいように、ナース服の襟と左の袖を持つと、黒田に袖を通すよう促した。

黒田は、

「ありがとう!」

と言って、左の袖を通した。石川は、

「次はこっち!」

と言って右手も通すように言った。黒田が腕を通すために体をねじっている姿を石川は見ていた。胸の動きが石川の性欲を膨らませる。微妙に揺れながら、胸の谷間が大きくなったり、開いたり…。黒田がノーブラで服を着る姿の色っぽさに石川は見とれた。

そして黒田は、ナース服に袖を通すと、どさくさに紛れてファスナーを閉めようとした。

石川は、黒田の手に自分の手を重ねると、

「ファスナーは閉めないでください!」

と言った。そして、右肩に手を回すと肩から少し服をずらして半分脱げているような状態に戻した。

左も同じようにすると、ナース服が両肩から少し外れ、黒田が着たとき一旦胸が隠れた状態になっていたが、また全部見えるようになった。


黒田は、

「こんな色っぽい格好で…。」

と言って恥ずかしそうに笑ったが、そのまま、石川に体を寄せ、もたれ掛かった。

黒田はもう胸を隠そうとはしない。

石川は、右手を黒田背中からまわし、右胸を優しく揉みながらたまに乳首を指全体で弾くように滑らせた。

黒田は、

「うぅん」

という微かな声を出し、石川に抱きつくと、石川の顔を見たあと唇にキスをした。そしてキスすると同時に、石川の口の中に舌を滑り込ませ石川の舌を弄るように舐めた。

石川は、その黒田の積極性に興奮した。

思えば、石川が入院してからさっきまでの淡々と仕事をこなす黒田の印象と、今の印象のギャップが大きすぎたのだ。


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