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病院の風景

第8章 身体を清潔に

「やっぱり恥ずかしいわ!こんなに明るいのに…。それに誰か来たら…。」

と言って、胸を手で隠すと立ち上がり、ベッドに座る石川の右隣に座った。

石川は、

「誰も来ないですよ!今日は、食事とバイタルの測定以外誰も来なかったし、いつも来ないから…。」

と言うと、黒田は、

「そうですね!4階は比較的元気になられて退院間近の患者さんが多いから手がかからないし、看護師の数も少ないんですよね!それにここは一番奥だから、別の部屋に行くために通ることもないですし…。」

と言い、左に座る石川にもたれ掛かった。

石川は、黒田の右肩を抱いたあと、ナース服の襟を掴むとゆっくりと肩からずらした。すると黒田の右胸がハッキリと見えた。ブラの上に胸が被さる格好で胸が見えている。

石川は、

「ブラ外して良いですか?」

と言って、ナース服を脱がそうとすると、黒田は、ちょっと困ったような素振りを見せ、

「服着てないと人が来たときに…。」

と言った。石川は、

「それじゃー、ブラだけ外してまた服着ましょうか?」

と言った。

黒田が頷いて、ナース服を脱ぐ素振りを見せたので、石川は脱ぎやすいように服を持って黒田が服から腕を抜くのを手伝い、黒田が腕を抜くと、そのまま黒田がブラを外すのを待った。

黒田は、上半身裸になり胸の下に降りているブラのフックを外し、ブラを外すとベッドの布団の下に隠し、

「人が来たら困るから…。」

と恥ずかしそうに笑った。そして、石川の持っているナース服を受け取ろうとすると、石川は、

「綺麗…!僕は、本当は、そのままの方が良いんだけど…。」

と言って、黒田の胸を見つめ言った。


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