テキストサイズ

ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第68章 お父さんとお母さん

-ひなのside-




_____翌日




んん〜!



目が覚めると、窓の外には今日も気合十分な太陽が。

五条先生の姿はすでになく、リビングから笑い声が聞こえてくる。



………はっ!



五条先生のご両親来てるんだ!

もうみんな起きてる!!



寝起きで忘れてたけど、家には五条先生のご両親がいる。

それなのに、夏休みの癖でゆっくり起きてしまったと慌ててベッドを抜けた。




「おはようございます…」




寝室のドアを開ければ、リビングはすぐそこ。

五条先生とお父様がソファーでコーヒーを飲み、お母様はキッチンに立ってる。




五父「おぉ、ひなちゃんおはよう。よく寝たかい?」



「は、はい。起きるの遅くてすみません…。」



五父「遅くないよ、まだ7時前だ。私たちは時差ボケで早く目が覚めてね。」



「あ、あの…わたし、お料理手伝います!」




と少し声を張ってキッチンへ行こうとすると、




五母「あら、ひなちゃんいいのよ〜!ゆっくりしてて〜!」




とお母様が。


すると、




「ひな、顔洗って着替えておいで。もうすぐご飯できるから、みんなで食べるぞ。」




と五条先生に言われて、急いで身なりを整えた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ