
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第68章 お父さんとお母さん
五母「ひなちゃん、夏休みは何してるの?悠仁との生活はもう慣れた?身体の具合はどうかしら?」
久しぶりにひなと過ごせるのがうれしいのか、食事が終わってからもお袋はずーっと話してる。
最初は戸惑ってたひなも少し慣れてきたようで、楽しく話を聞いてるが、そろそろ1日の疲れが出だしてる。
「母さん、話の途中で悪いけど、ひな風呂入らせてやって。」
五母「あら、そうね。つい楽しくってごめんなさい。」
「あ、いえ、わたしは大丈夫です。」
「ダメ。あんなに太陽浴びたの久しぶりだろ?それに緊張もして、ちょっと身体怠いだろ。」
とおでこに手をやると、
「す、すぐ入ります。」
って真っ赤な顔してバスルームへ行った。
五母「あらあら、ひなちゃん。」
五父「ん?ひなちゃん熱あったか?」
「いいや、大丈夫だ。でも、久々に動いてちょっと疲れてるな。」
五母「まぁ。悠仁もお兄さんって感じだったのに、すっかり医者になって。」
五父「まだしばらく日本にいるし、いくらでも話はできるんだ。ひなちゃん早めに寝かせてやろう。私たちも時差ボケ直さないと。な、母さん。」
五母「そうね。」
と、この日はみんなで早めに眠りについた。
