テキストサイズ

ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第121章 渡米

-五条side-




「五条先生…。」




リビングのソファーでくつろいでいると、シャワーを浴びて部屋着に着替えたひなは、何か言いにくそうに俺のところへ。




「どうした?しんどい?」




ソファーに預けていた背中を起こし、ひなの手に手を伸ばす。

すると、ひなは小さな声で、




「蕁麻疹が…。」




と。




「蕁麻疹?」




言いながら、ひなの服をちらっとめくると腹に発疹が。

俺の声を聞いたお袋もこっちに来て、




「ひなちゃんどうしたの?大丈夫?」



「蕁麻疹出たみたいだ。」



「あらら、疲れてるのね。熱はないかしら?今日はもう休んだ方がいいわ。」



「ひな、とりあえずベッド行こう。」




と、ひなを俺の寝室に連れて行く。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ