
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第104章 2度目の誕生日プレゼント
「ひな!そんな大きいとさっきみたいになるだろ、その半分にせんか!お前は学習能力ゼロか!」
と言われてしまい、
「うぅ…」
「ったく、甘いもの食う時だけは食い意地張って。」
「お誕生日だからオコラナイデ…」
「忘れてたくせに。」
「うぅ…」
なんて言い合いしてると、
プルルップルルッ…
「はい、五条です。……わかった、すぐ行く。」
五条先生に呼び出しが入り、
神崎「呼び出し?」
「はい。憂太くんです。」
神崎「あー、発作起きちゃったか。今朝調子良くなかったもんね。」
「すみません、俺ちょっと行きます。ひな、ごめんな。ケーキゆっくり食べろよ。」
そう言って、自分の食べかけのケーキを全部口の中に放り込んで、患者さんのところへ行った。
