
❇️片暉の残照❇️
第13章 初めての晩餐会
あまりにも、二人が誉めるものだから…どんどんと恥ずかしくなっていく…。
「///へへへ――――…そんなに言われると…今から緊張してしまいます」
時計をみると、そろそろ開場時間が迫ってきている――――…。
バラの巾着に――――メイドさんに返すハンカチと一緒に渡すバラの香油、ロミ様に渡す刺繍入りのハンカチ――――それと、王様に渡す予定のリボンを入れた。
「///皆さん気に入ってくれるといいのですが」
メイドさんには、借りたハンカチの他…香油を渡すことにした。
メイドは手荒れが酷くなると聞いたことがあったので、寝る前に塗り…少しでも手荒れを防ぐ効果があればと期待してだ。
