
菜摘と瑠花の日常♪
第3章 修学旅行1日目
瑠花はそっと菜摘の胸の上で手をくるくると回し、さするように洗う。
「ねぇ…っ、菜摘……」
瑠花はもう恥ずかしさに耐えられないらしい。
振り向くと真っ赤な顔をしている。
「ん?」
「はっ…、恥ずかしいよ…」
「私を洗うのが?」
「うん…」
瑠花は真っ赤な顔を隠すように俯く。
「じゃあ私はもういいよ。
瑠花が後ろ向いて?」
「……え?」
瑠花はびっくりして俯いていた顔をぱっと上げた。
「だから、私が瑠花を洗ってあげるの♪」
「そっ…!
そんなこと…っ、
じっ、自分でできるよ…っ」
「いいからいいから♪」
菜摘は瑠花の後ろにつき、泡をとった。
