
菜摘と瑠花の日常♪
第4章 修学旅行2日目
菜摘がボディクリームを塗ってドライヤー、歯磨きをするのを待つように、瑠花は歯磨きを済ませて荷物の整理をする。
荷物を整理し終わりそうな瑠花の背中を確認して、菜摘は瑠花が待ってくれている間に急いで寝る準備ができて良かったと安心しながら、瑠花の背中にそっと寄り添う。
「瑠花、待っててくれたんでしょ?おまたせ」
「ううん」
寄り添ってきた菜摘に甘えるように、瑠花もそっと菜摘に寄り添う。
「菜摘……」
「瑠花……」
菜摘は瑠花の手を引いてベッドへ誘導する。
瑠花はまんざらでもない表情で瑠花についていく。
これからただ一緒に寝るだけでこの夜は終わらないことを二人は互いにわかっていたし、それこそが望むところだ。
