
菜摘と瑠花の日常♪
第4章 修学旅行2日目
瑠花は先ほどの自分の発言に照れながら、ボディクリームを塗る。
お気に入りの、フローラルの香り。落ち着く…。
パジャマを着てドライヤーをする。
もうそろそろ乾いたかな、と思って止めると、ちょうど菜摘がお風呂から上がってきたところだ。
「ただいま」
「おかえり」
「瑠花のシャンプー、いい香りだった。ありがとう」
瑠花は何と返したらいいかわからずに髪を少し払うように首筋をさすると、空いた方の首筋に菜摘が近づく。
「瑠花、体もいい香りする」
菜摘は言い終わると首筋に一瞬のキスを落とす。
「っひゃあ!
あっ…これ…ボディクリーム…」
「えっ、そうなの?すごくいい香り」
「菜摘もよかったら使って…」
「本当?やったぁ!
今日は全身瑠花と同じ香りになれるね」
「……/////」
菜摘の嬉しそうな表情から、菜摘に愛されていることを感じた瑠花は、思わず照れて顔が熱くなった。
