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結局、残りの時間は3人で雑貨を買ったり食べ歩きをして時間が終わった。

雑貨も瑠花と一緒に選んでお揃いを買ったりできなかったし、むしろ舞ちゃんが瑠花と色違いを選んでいた。

集合場所に着き、菜摘がその状況にむしゃくしゃして瑠花と舞ちゃんの後ろに立っていると、少し横に美佳と花菜ちゃんがいるのが見えた。

目が合うと、2人は本当に申し訳なさそうな表情をしていて、このどうしようもない状況に菜摘は1人ため息を吐いた。

結局舞ちゃんはバスに乗る時も美佳と花菜ちゃんがいるのがわかっているのに瑠花についてきて、おまけに瑠花の隣の席さえ奪った。


さすがに瑠花は菜摘に不安そうな表情を見せたが、菜摘は瑠花と舞ちゃんの真後ろの席で、よく話している紗南と座った。

紗南は、他校に通っている幼馴染にずっと片想いをしているから、よくお互いにいろんなことを話している相手だ。

菜摘が瑠花と座ってないことに違和感を感じ、紗南から隣に座ってくれた。

紗南は菜摘が瑠花と付き合う前から相談にのってくれていたから菜摘も安心だ。