
邪恋の爪痕と片恋の彼
第14章 【最終章】再度上映会で…
『///ん!ンンン!?ん~!』
必死になにかを訴えるアキラ君を横目に、ユウキは課長に笑いかける。
『貴方がモタモタしてるから――――俺がここまでお膳立てしてあげてるんでしょ?ほら、貴方の大好きなアキラが目の前で…あられもない姿でいますよ?しっかり、朝のコーヒーに媚薬を混ぜておきましたから…準備は万端です』
確かに、資料室に入る前に爽やか顔でアキラにコーヒーを進めるユウキの場面があった。
「――――伏線か!」
「演出が細かい!」
確かに、縛られた状態ではあるが、アキラのあそこはビンビンに立ち上がっている!
『///ハァハァ…ハァハァ……いいのか?本当にいいのか?お前たち……恋人同士なんだろ?』
少しは、常識を持ち合わせているのか…課長はハァハァいいながらもユウキの恋人でもあるアキラを申し訳なさそうにチラッと見る。
『ええ――――大好きな恋人です。
でも、貴方に犯されて泣きじゃくるアキラ君も愛せる自信があります』
ユウキは鞄からローションとアナルパールを課長に渡すとスマホを取り出し録画し始めた。
『///と、録るのか?』
『ええ――――記念ですし…何度も何度も…何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も…可愛いアキラを見たいですから…』
『////んんん――――…ん、んん!?』
録画と聞いてアキラ君は激しく抵抗するが、その抵抗姿が課長とユウキの興奮ボルテージを更にあげてしまった!
『さあ!ショータイムだ!』
