
キツネ様の日記帳~鬼畜変態野郎と〇〇プレイ~
第4章 鬼畜変態野郎と拘束プレイ
違う!そんなことを思ってない!だってそれ変態ドM!私は違う!命令されてやってるだけで!どれもこれも作戦の一部!違う、違うの!
「……体が赤く染まってるぜ。……興奮してんのか?」
「ふああ!?」
鬼畜変態野郎の指先が背中に着地して、思わずビクッと揺れた。それだけでビリビリした感覚が体中に走ったのだ。
「さすが変態キツネ、敏感で何より」
「ひはう!!」
またも恥ずかしいことを口にしながら、私の体をなでてきた。止めて!と言いたいけど言えないから、尻尾でバシッとベッドを叩いた。
でも鬼畜変態野郎はそんなこと気にしないで、ツツッと指先で、皮ふの表面を、滑らせるようになでてきた。
「んっ!」
それは意識しないと気づけない、小さい感覚。それを探してむさぼって、刺激に反応して体がビクビクと震えてしまう。
その感覚のせいで、アソコが熱くなって疼いて、もどかしい。指先だけで、痺れるほどの【何か】がアソコにクルなんて!
そう我慢しても、止まらないモノは止まらない。熱く疼いてたもう一人の自分がまた【何か】を欲し始めるんだ。
ーーもっとほしい、と。
そんな自分が嫌で、でも、甘く疼く熱を拒否出来ない自分がいる。認めたくないけどここに居るのだ。恥ずかしくて情けなくて汚い自分がここにいて、もっと欲して、求めてる。
でも、それでも……認めたくない。
「今さらだな。おまえは変態なんだよ。それもドの付くほどのマゾヒスト。酷いことをされて悦ぶ淫乱だ」
「……ひふぁう……」
「いいや、違わねーよ」
揺れ動く私を見透かすように、鬼畜変態野郎の指がお尻の肉をギュッと摘まんだ。その痛みで、ゴチャゴチャ考えてた脳内が真っ白になった。
