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キツネ様の日記帳~鬼畜変態野郎と〇〇プレイ~

第4章 鬼畜変態野郎と拘束プレイ

「ふぐぅ!!?」


抵抗出来ないのをいいことに、鬼畜変態野郎が服を脱がしてきた。すべてを脱がすんじゃなくて、はだける程度だけど。それでも隠しようがないし、今の姿格好が恥ずかしいワケで。これは約束というか、プレイ違反だ。


「……こうしてマジマジと見ると、いやらしいな、おまえの体」

「ふっ!?」


手足を後ろで拘束されて、ヨダレにまみれてる汚い姿を見て、恥ずかしいことを口にしてきた。


「背は小せーけど肉付きがいいんだな。体のラインがキレイだと思うよ。ケツもキレイな形をしてやがる」

「ッ!!」


鬼畜変態野郎の視線が私の体を這う。その言葉で、視線で、【すべて】を見ている。それがむず痒いほどに分かる。

見られてると意識すると、体がカッと熱くなって、ジワリと涙がたまって、自然と息が荒くなっていった。

恥ずかしい!見ないでほしい!曲げられた関節が痛い!ヨダレを拭きたい!自由がほしい!言葉で今を止めたい!

どれもこれも奪われて、何も出来ないもどかしさが体中をグルグル駆け回る。そして熱と疼きを生み出していく。

こんなにも恥ずかしくいびつな姿、……ヨダレが垂れっぱなしの汚い姿、……【全て】を見られてるのに!……熱く疼いてるもう一人の自分がここに居る。

「背中も、うなじも、とてもキレイだ。足首、太もも、おまてのすべて、……触りたくなるほど、官能的だぜ」


見られてる場所に視線を感じて、触られたかのように、熱く疼く。そこに【何か】がビリビリと刺さる。それが皮ふの奥まで刺さってきそうで、コワイ。

でも【すべて】を見て触ってほしいとも思う。今すぐ止めてほしいのに、こんなのあり得ないのに、熱く疼いてるもう一人の自分が、もっともっと【何か】を欲してるのだ。

熱くなりすぎて、汗ばんだ体を触ってほしい。いびつな姿をもっといびつに変えて、辱しめてほしい。一人じゃどうにもならない不自由さ、不安と恐怖、そこから生まれる痛み。背徳感。涙と汗、女である実感。

その【すべて】が甘く疼いてしょうがない。もっとぎゅっとキツく引っ掻いてほしい……なんて。

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