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だから愛して

第1章 だから愛して

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 そのあと、
 「さやかちゃん
  膝を立てて」
 と言って、わたしを抱く力がすこし強くなりました。
 わたしのあそこが、広がるような感じになりました。
 きょうは、智さんのあれで、わたしのあそこを撫でないみたいです。
 たぶん、コンドームを着けているからでしょう。
 でも、すこしずつ入ってくれるのは同じでした。
 智さんあれが、全部入りましたら、しばらく、わたしを優しくじっと抱いてくれていました。
 動くと、わたしが痛いかもしれないと、思ってくれているようです。
 智さんが、キスをしてくれました。
 そして、キスをしたまま、智さんのあれが、わたしのあそこの中を、すこしずつすこしずつ撫ではじめました。
 すこし撫でたところで止まって、小さく小さく前後に撫でてくれるのです。
 わたしのあそこの奥から入り口まで、入り口から奥までを、すこしずつすこしずつそのように撫でてくれるのです。
 そのあいだ、キスをしてくれたり、頬ずりをしてくれたりと、智さんは、顔だけしか動かしません。
 智さんの体を動かすと、それが響いて、わたしが痛かったら可哀想と思っているのです。   
 ほんとに、智さんは、どこまで優しいのでしょう。
 セックスは、心でする脳でする、といいます。
 愛される嬉しさを感じると、気持ちよさがおおきくなるのだそうです。
 わたしは、智さんの優しさを思って、とっても気持ちよくなってきました。
 智さんのあれで、すこしずつ撫でているのは続けながら、ときどき、ゆっくりゆっくりスーッと、わたしのあそこの中の全体を撫でてくれるようになりました。
 小さく前後させて撫でてくれたり、ゆっくりゆっくりスーッと撫でてくれたりするのを、かわりばんこにしてくれるのです。
 小さく前後させて撫でてくれるを続けたかと思うと、ゆっくりゆっくりスーッと撫でてくれるのです。
 ゆっくりゆっくりスーッと撫でるのを、続けてくれるときもあります。

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