無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　　　　　　　　　５０

　わたしが、こんな冗談を言うなんてことは、いままではありませんでした。
　智さんといると、わたしの心が、解放されるみたい。
　智さんは、セックスをしてくれて、わたしがいままで、へんな道徳的な思いに囚われていた心を、解放してくれただけでなく、内向きになりがちだった心も、解放してくれているのです。
　そして、わたしの体が、気持ちよくなれることを、教えてくれました。
　とってもとっても、気持ちよくなれることを。
　「さやかちゃん
　　洗ってあげる」
　「ありがとう」
　浴槽から出て、椅子に掛けてと言って、智さんが、わたしの体を洗ってくれました。
　スポンジは使わずに、手にボディソープをつけて、わたしの全身を撫でるように洗ってくれるのです。
　わたしは、気持ちよくなってきました。
　わたし、こんなにエッチな体になったんだと、すこし恥ずかしくなりました。
　まだ二回、智さんに愛されただけなのに、こんなにエッチな体になるなんて。
　智さんが、わたしのあそこを、洗ってくれます。
　あそこを洗うときは、ボディソープをつけずに、お湯をかけながら洗ってくれます。
　優しく優しく、やわらかく触れて洗ってくれます。
　わたしは、ますます気持ちよくなって、
　「ウフン
　　ウフン」
　と言ってしまいました。
　「私より
　　エッチな
　　人がいるみたい」
　「誰が
　　わたしを
　　エッチに
　　したのよ」
　「そうか
　　さやかちゃんは
　　エッチに
　　なったんだ
　　よかったね」
　「もう
　　しらない」
　わたしは、智さんに、抱きつきました。