
だから愛して
第1章 だから愛して
29
一週間後の、三時に先生の家に行きました。
「こんにちは」
「いらっしゃい」
先生は、ほんとに優しくわたしを迎えてくれました。
コーヒーを淹れてくれまして、セックスのことは話さずに、わたしが書きたいと思っている小説のことを、おもに聞いてくれました。
終わったら、焼き肉を食べに行きましょう、と言ってくれました。
「三崎さんは
焼き肉でいいですか?」
「はい
大好きです」
「何から
食べましょうか」
「タンとハラミが
好きです」
「タン刺は
食べられますか?」
「あまり
食べたことはありませんが
食べたいです」
「決まった
楽しみだなあ」
そんな話をしていましたら、先生が、
「三崎さん
シャワーを浴びてください
パジャマを
用意しています」
と言いました。
わたしは、シャワーを浴びて、パジャマを着ていました。
先生もシャワーをすまし、同じ柄の男性用のパジャマを着まして、わたしの手をとり、二階につれていってくれました。
先生の家の二階に上がるのは、はじめてです。
布団が敷かれていました。
わたしは、布団を見ると、ちょっとドキドキしてしまいました。
いよいよセックスをするんだなと思ったのです。
嫌だと思ったわけではありません。
恥ずかしいと思ったのです。
一週間後の、三時に先生の家に行きました。
「こんにちは」
「いらっしゃい」
先生は、ほんとに優しくわたしを迎えてくれました。
コーヒーを淹れてくれまして、セックスのことは話さずに、わたしが書きたいと思っている小説のことを、おもに聞いてくれました。
終わったら、焼き肉を食べに行きましょう、と言ってくれました。
「三崎さんは
焼き肉でいいですか?」
「はい
大好きです」
「何から
食べましょうか」
「タンとハラミが
好きです」
「タン刺は
食べられますか?」
「あまり
食べたことはありませんが
食べたいです」
「決まった
楽しみだなあ」
そんな話をしていましたら、先生が、
「三崎さん
シャワーを浴びてください
パジャマを
用意しています」
と言いました。
わたしは、シャワーを浴びて、パジャマを着ていました。
先生もシャワーをすまし、同じ柄の男性用のパジャマを着まして、わたしの手をとり、二階につれていってくれました。
先生の家の二階に上がるのは、はじめてです。
布団が敷かれていました。
わたしは、布団を見ると、ちょっとドキドキしてしまいました。
いよいよセックスをするんだなと思ったのです。
嫌だと思ったわけではありません。
恥ずかしいと思ったのです。
