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だから愛して

第1章 だから愛して

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 「わかりました
  じゃあ
  三崎さん
  いつがいいですか?」
 「きょうは
  駄目なんですか?」
 「準備することがありますから
  日をあらためたほうがいいです」
 「あさって
  二十四日の土曜日は
  先生いいですか?」
 「わかりました」
 「わたしは
  どんな準備を
  してくればいいですか」
 「過度に
  期待しないように
  あまり
  緊張しないように
  セックスを
  楽しむんだと
  思っていてください
  それが
  必要な準備です」
 わたしは、毎日なんども、わたしはほんとに、先生とセックスをしたいのか考えていました。
 先生の、女性に対する考えかたや、セックスの考えかたを思うたびに、やっぱり先生とセックスをしたいと思うのです。
 先生が言ってくれてたように、過度な期待もしないようにしていました。
 でも、どうしても、先生はどんなふうに、わたしのあそこの中に、入るのだろうかと想像するのです。
 期待するなというほうが、無理です。
 そのうち、先生に任せればいいんだと思うようになりました。
 先生なら、嫌なことは、絶対にしないと思ったからです。
 先生なら、優しくしてくれると思ったからです。
 先生なら、気持ちよくしてくれると思ったからです。
 そう思ったら、スッと気持ちが軽くなりました。
 これなら、明るい顔で、先生の家に行けるわ。

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