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だから愛して

第1章 だから愛して

         18

 智さんが、わたしの髪を優しく撫でながら、
 「さやかちゃん
  私は
  きょう
  お寿司を食べたい
  いい?」
 智さんは、わたしに、何を食べたいのかは聞いてきません。
 智さんが食べたいものを言って、それでいいかと聞いてくれます。
 わたしが、ほかのものを食べたいときは、もちろんわたしの食べたいものにしてくれます。
 「うん
  いいよ
  あのお店だね
  あそこのお寿司は
  美味しいよね」
 「じゃあ
  さやかちゃんから
  シャワー浴びて」
 「はーい」
 と言って、裸のまま、一階の浴室に行きました。
 服は、智さんが、持ってきてくれます。
 下着も、智さんの家に置いているのを、持ってきてくれます。
 着てきた下着は、智さんが洗濯してくれるのです。
 外に食べに行かないで、智さんが食事を作ってくれるときは、下着をつけずにパジャマだけを着ます。
 だって、どうせまた、下着を脱ぐことになるのですから。
 智さんも、シャワーをすまし、お寿司屋さんへ出かけました。
 智さんが、長く長く愛してくれましたので、もう一時を過ぎています。
 お腹がすいた。
 智さんに愛してもらうと、お腹がすきます。
 智さんが愛してくれるとき、気持ちよくて思わず力がはいってしまったり、叫んだりしますので、お腹がすくのでしょう。

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