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だから愛して

第1章 だから愛して

         16

 優しく優しく撫でてくれているのですが、智さんのあれは、とっても固く屹立しています。
 エッチな言いかたをしますと、固く立っているのです。
 智さんはあれで、わたしのあそこの中をすこしだけ前後させて撫でてくれるだけでなく、ゆっくりゆっくりだけどスーッと撫でてくれたりしてくれます。
 単調に撫でるだけでなく、そんなふうに撫でかたを変えてくれますので、わたしの気持ちよさは、ますますおおきくなっていきます。
 単調に動くのに比べて(ほかの人としたことがないので、実際は比べられないのですが)はるかに、わたしが気持ちよくなるようにと、ほんとにいろいろしてくれるのです。
 わたしの息が、だんだん小刻みに、ハァハァという感じになってきました。
 智さんは、わたしを左手だけで抱いてくれて、右手は優しく優しく、わたしの乳首を撫でてくれたり、耳を撫でてくれたり、乳房全体を指を立てる感じで撫でてくれるのです。
 手が撫でていないほうの、乳首や、耳や、乳房は、優しく優しく舐めてくれます。
 智さんのあれが、わたしのあそこの中を撫でてくれているときに、そんなことをされると、わたしの気持ちよさはどんどんおおきくなっていきます。
 わたしのあそこからだけでなくからだ全体から、気持ちよさがあとからあとから溢れてくるのです。
 「わたし
  もう
  イッちゃいそう」
 「なんどでも
  イッてごらん」
 「あぁ
  イッちゃう」
 智さんが、わたしにキスをして、唇を合わせたまま、わたしの口の中を舌で撫でてくれました。
 わたしは、気持ちよくて気持ちよくてたまらなくなります。
 智さんにしがみついて、泣きはじめてしまいました。
 智さんが、わたしの口の中を舌で撫でていますので、声は出せませんが、涙が溢れ出てしかたありません。
 智さんが、キスしてくれていた唇を離しましたので、わたしは、ギューッと力いっぱいしがみついて、両足は智さんの腰を挟んで交差させました。
 「智さん
  わたし
  どうして
  こんなに
  気持ちいいの?」
 「さやかちゃんが
  私を
  好きだと
  思ってくれているからだよ」
 「智さん好き
  智さん好き」
 と、のどからしぼりだすような声で、言い続けました。

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