
甘い鎖~縛られて溶かされる~
第6章 求めちゃう
コンコン…
背後のドアを叩く音にビクッと体が震えた。
「あ、はい…」
ドアを開けると、そこには志桜さんが立っていた。
「優依の、ソファに落ちてたよ」
あたしのスマホだ。
「ありがとうございます」
彼があたしにそれを返してくれるとき、一瞬手が触れただけであたしはビクッと震えてしまった。
トン…
スマホが床に落ちる。
「あ…あっ…」
あたしはスマホのことよりも、志桜さんの手に気を取られている。
彼に触れられた手が痺れて、あたしは両手をぎゅっと握りしめた。
ドク、ドク、ドク…
体が、熱くなる。
「優依…?」
志桜さんが近づいてくる。
あたしは彼をじっと見つめたまま、震えが止まらない。
志桜さんは穏やかな表情であたしに問いかける。
「どうしたの?具合でも悪い?」
「い、いいえ…」
熱い。
カラダ、熱い。
額にひやりとした感触があった。
「ひゃっ…」
志桜さんがあたしの額に手を当てて、それから頬にも触れる。
あたしはぎゅっと目を閉じた。
「熱いね。大丈夫?」
「へい、き…です」
「横になる?」
志桜さんがあたしの背中に手を回す。
ビックン…
「あっ…やっ!触ら、ないで…」
背後のドアを叩く音にビクッと体が震えた。
「あ、はい…」
ドアを開けると、そこには志桜さんが立っていた。
「優依の、ソファに落ちてたよ」
あたしのスマホだ。
「ありがとうございます」
彼があたしにそれを返してくれるとき、一瞬手が触れただけであたしはビクッと震えてしまった。
トン…
スマホが床に落ちる。
「あ…あっ…」
あたしはスマホのことよりも、志桜さんの手に気を取られている。
彼に触れられた手が痺れて、あたしは両手をぎゅっと握りしめた。
ドク、ドク、ドク…
体が、熱くなる。
「優依…?」
志桜さんが近づいてくる。
あたしは彼をじっと見つめたまま、震えが止まらない。
志桜さんは穏やかな表情であたしに問いかける。
「どうしたの?具合でも悪い?」
「い、いいえ…」
熱い。
カラダ、熱い。
額にひやりとした感触があった。
「ひゃっ…」
志桜さんがあたしの額に手を当てて、それから頬にも触れる。
あたしはぎゅっと目を閉じた。
「熱いね。大丈夫?」
「へい、き…です」
「横になる?」
志桜さんがあたしの背中に手を回す。
ビックン…
「あっ…やっ!触ら、ないで…」
