
甘い鎖~縛られて溶かされる~
第6章 求めちゃう
「…はい。おやすみなさい」
「おやすみ」
志桜さんはあたしの頭を撫でて、手を離した。
あたしはいても立ってもいられないくて、逃げるようにリビングを後にした。
自分の部屋に戻り、ドアをバタンと閉じる。
走ったせいか息が切れて、深く呼吸を繰り返した。
「やだ…あたし」
下半身が疼く。
志桜さんがあたしに近づいただけで、あたしの体が反応する。
恐る恐るショーツを触ると、じっとりとした感触があった。
「濡れてる…」
こんなの、嫌なのに…
どうしてこんなカラダに…
あたしはこの妙な感覚を振り切るように首を横に振った。
考えちゃダメ!
ダメだけど…
あのねっとりしたキスの感触とか、舐められるときの感覚、体中を触られるときの快感…
そんなことばかりが、あたしの頭の中を支配する。
「晃くん、ごめんね…」
あたしは力が抜けたように床に座り込んだ。
心はずっとあなたにあるのに、体がどうしても別のところへ求めてしまうの。
「あたし…なんて汚い女なの」
震える体をきゅっと抱きしめる。
「晃くん」
目を閉じて、彼の名前を呼んだ。
でも…
思い出してしまうのは、あのキモチイイ瞬間。
「おやすみ」
志桜さんはあたしの頭を撫でて、手を離した。
あたしはいても立ってもいられないくて、逃げるようにリビングを後にした。
自分の部屋に戻り、ドアをバタンと閉じる。
走ったせいか息が切れて、深く呼吸を繰り返した。
「やだ…あたし」
下半身が疼く。
志桜さんがあたしに近づいただけで、あたしの体が反応する。
恐る恐るショーツを触ると、じっとりとした感触があった。
「濡れてる…」
こんなの、嫌なのに…
どうしてこんなカラダに…
あたしはこの妙な感覚を振り切るように首を横に振った。
考えちゃダメ!
ダメだけど…
あのねっとりしたキスの感触とか、舐められるときの感覚、体中を触られるときの快感…
そんなことばかりが、あたしの頭の中を支配する。
「晃くん、ごめんね…」
あたしは力が抜けたように床に座り込んだ。
心はずっとあなたにあるのに、体がどうしても別のところへ求めてしまうの。
「あたし…なんて汚い女なの」
震える体をきゅっと抱きしめる。
「晃くん」
目を閉じて、彼の名前を呼んだ。
でも…
思い出してしまうのは、あのキモチイイ瞬間。
