
甘い鎖~縛られて溶かされる~
第6章 求めちゃう
「おかえりなさいませ、志桜さま」
廊下から聞こえてくる三坂さんの声に、あたしはビクッと反応した。
「あーあ、鬱陶しいのが帰ってきた」
と悠樹くんが立ち上がる。
「どこ行くの?」
「自分の部屋。顔合わせたくないし」
「あ、あたしも!」
「は?うん、戻れば?」
悠樹くんの部屋に行くっていう意味で言ったんだけどな。
「あの、今日はありがとう。またゲーム教えてね」
慌ててそう言うと、悠樹くんはため息まじりに笑った。
「もうちょっとレベル上げとけよ」
「うん、頑張る!」
悠樹くんと入れ替わるように、志桜さんがリビングに入ってきた。
悠樹くんは志桜さんの顔を見ないようにして、部屋を出ていった。
ドクン、ドクン、ドクン…
急に緊張する。
「あ、おかえりなさい」
「ただいま」
志桜さんはにっこりと微笑んだ。
「あ、たし…シャワーして、寝ます」
「そっか。じゃあ一緒に入る?」
「え!?」
あたしが驚いて声を上げると、志桜さんはクスクス笑った。
「冗談だよ。もう遅いから早く寝なさい」
彼はあたしの頭にぽんっと手を置いた。
ビクッ…
触れられただけで、全身が震えちゃう。
廊下から聞こえてくる三坂さんの声に、あたしはビクッと反応した。
「あーあ、鬱陶しいのが帰ってきた」
と悠樹くんが立ち上がる。
「どこ行くの?」
「自分の部屋。顔合わせたくないし」
「あ、あたしも!」
「は?うん、戻れば?」
悠樹くんの部屋に行くっていう意味で言ったんだけどな。
「あの、今日はありがとう。またゲーム教えてね」
慌ててそう言うと、悠樹くんはため息まじりに笑った。
「もうちょっとレベル上げとけよ」
「うん、頑張る!」
悠樹くんと入れ替わるように、志桜さんがリビングに入ってきた。
悠樹くんは志桜さんの顔を見ないようにして、部屋を出ていった。
ドクン、ドクン、ドクン…
急に緊張する。
「あ、おかえりなさい」
「ただいま」
志桜さんはにっこりと微笑んだ。
「あ、たし…シャワーして、寝ます」
「そっか。じゃあ一緒に入る?」
「え!?」
あたしが驚いて声を上げると、志桜さんはクスクス笑った。
「冗談だよ。もう遅いから早く寝なさい」
彼はあたしの頭にぽんっと手を置いた。
ビクッ…
触れられただけで、全身が震えちゃう。
