テキストサイズ

※私はドMじゃありません!

第4章 round4.エクスタシー×カウント


「やぁぁっ!……っ、さっ、さんかい……っ」

「まじでかわいいな」

彼は私の頭を撫でながら、ただピストンを続ける。

「あっあっ、ゆうくんっだめ、っほんとにだめ、もうしんじゃう…っっアッ」

もう変な声も我慢できなくなって、これじゃただの痴女だ。

「ふふ、ねーまだ3回目だよ」

「やああっ、もうやだっゆうくんだいすき…っ」

「かわい、まじで虐めたくなる」


もう許して欲しくて、また彼に媚びようと必死になっている自分が恥ずかしい。
彼を満足させなきゃ、この快楽地獄から脱することはできない。

「あっや、んんんン、ゆうくんやだぁ……っもっあっ」

「ん、イって」

「んんんぁああ……っ!!! 

っ、あ、よ、よん…っ」

「えーもう4回目?はやいね、15回なんてすぐなんじゃない?」


ぶんぶんと顔をふると、彼がまた嬉しそうに笑う。

私を見つめる瞳は、いつも優しくて、私のことがだいすきだと語っている。
虐げられているのに、彼の深い愛情を知っているから、幸せだと思ってしまう。

(ちがっ、本当はこんないじめられるのなんて好きじゃない…っ)

理性と心がちぐはぐで、その葛藤すら快感に変わっていく。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ