
※私はドMじゃありません!
第2章 round2. ロータープレイ(内)
焦らされることもなく、すぐにまたパンツの中にそれを入れられ、良いところに押し付けられた後に最初から強で振動がくる。
「んんんっ」
「気にしないで食べていいから」
こんな状態で食べられるわけがないことは、彼が一番よくわかっている。
先ほどの快感の波が完全に引いていたわけではないので、またすぐに気持ちよくなってしまう。
「はっ、あぅ…」
快感から逃げようと、腰を動かそうとしても、前の彼の手と後ろの彼に制される。
いつもそうだ。
知らない間に彼の巣が出来上がって、喘ぐことしかできなくなってしまう。
それが悔しくて悔しくてたまらないのに、
「あずってほんとにMだね」
なんて言われてしまうのだ。
「んっんっ、んぁ、」
そんなことはない。
私は他の人にMだと言われたことはないし、人をからかう方が得意だ。
彼と出会ったときも、はじめは彼を弄んでいるつもりだった。
「やっ…は、んんん、」
いつのまに、立場が逆転したんだろう。
「イくときは、イくっていってね。
“イきます”って。
イってもいいですか?って。」
