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銀河巡礼

第3章 三の月




会いたい、

と 書かれた文字が

声となって胸奥をさわがせる


流れる水のようなあなたの筆跡…



きっと

あなたの記憶には

笑っている私がいるのでしょう



どうか

そのままを心にとどめていてください



私は もう

会うことはできません






(了)


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