
君と僕の世界(嵐)
第2章 お忍びハワイ旅行
いつもとは違うお酒の味に感動しつつ、合わせて買ったツマミをお供に酒を飲む。最高の時間だ。
今日あったこと、思い出話、明日の予定…
十数年も一緒にいるが話が尽きることは無い。
俺たちはいい感じまで気持ちよくなってそろそろお開きな雰囲気だった。
雅紀「リーダー!リーダー!…寝てる」
潤「智くんもこんなだしもう俺達も寝ますかー」
和也「これから風呂は無理だね。明日朝起きてはいればいいか」
俺は空になった酒瓶を数本もってシンクに並べた。余った酒を冷蔵庫に入れていく。…予想通り、残り数本しかない。
馬鹿みたいに飲んだのはリーダー。口数も少なくただひたすら1人で楽しそうに飲んでいた。…その次は…
翔「うへへっ」
…翔ちゃんだ。
和也「ほら!翔さん!立って!寝るよ!」
翔「かず〜!ちゅー!」
和也「うわ!くさっ!酒くせーってまじで!」
柄にもなくベロンベロンだった。
度々ここまで飲む話は聞いていたがその様子を見るのは初めてで少し面白い。でもスキンシップが多すぎる
翔「いつもはどんなときでもちゅーしてくれんじゃん〜!なんでだよ〜!」
潤「翔くんやばいね、明日に響くんじゃない?これ」
和也「翔ちゃん!赤ちゃんみたいなこと言ってないで早く寝ろ!ベッドまで運ぶから!」
翔「かずとねたい」
和也「うるせえ!」
俺がどんなに引っ張っても翔ちゃんはビクともしない。このまま放置してやろうかとも思ったが、その様子を見てた潤くんが翔ちゃんをヒョイと持ち上げる。
潤「ニノ、翔くんと一緒寝る?どこの部屋に置けばいい?これ」
和也「これ(笑)まあ駄々こねるようだったら…。うーん、1402の部屋に寝かせてもらっていい?」
俺は潤くんの前に先回りし部屋の鍵を開けた。構造はどこも同じらしく、潤くんは慣れた手つきで翔ちゃんをベッドまで運んでくれた。
和也「潤くんありがとう。助かった」
潤「いーえ。…翔くんだいぶ酔ってるけどなんか飲ませた方がいいんじゃない?」
和也「そうだね。たしか翔ちゃん、バッグに二日酔いに効く飲み薬入れてるからそれ持ってくるよ」
翔「いかないで〜!かず〜!ちゅー!」
潤「ニノはもう行ったよ。…ていうかそんなにキスしたいなら俺がしてやろうか?」
翔「ぇ…酔い冷めた」
潤「嘘つくな」
和也「はい〜。翔ちゃんこれ。のんで」
