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君と僕の世界(嵐)

第2章 お忍びハワイ旅行


和也「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

翔rec「超痛そうなんだけど!顔がやばいよ!アイドルじゃない!」

和也(んなこと気にしてる余裕なんてねえよ!)

マッサージ師も俺の声に答えるように、
これでもかとツボを押してくる。

全然気持ちよくないし、誰がこんな映像みて喜ぶのか。…ああでも、上半身裸なのは需要あるか。

翔rec「もうすぐだよ!頑張れ!」

和也「む゛り゛っ゛!む゛り゛っ゛!いつ…おわんの…っこれ!」

マッサージ師はここでやっと半泣きになった俺に気がついたのか、
少し驚いた表情をして硬く握られた拳を緩めた

和也「…はぁ…っ…」

和也「っひゃぁ!」

翔rec「っ!」

その途端、おれの背中に冷たいなにかかドロリと垂れた。…きっとオイルだ。

和也「ん゛ん゛…っ!」

それを手で撫でるように伸ばしていく。
その手がなんだかくすぐったくて、
思わず官能的な声が漏れてしまう。

和也「あ…っ//」

翔rac「ちょ、ちょ!」

目をつぶっても
翔ちゃんが動揺しているのがわかる。
恋人が見ず知らずの男に喘がされるんだ。
当然だ。

だけどマッサージ師の手は止まらないし
逃げ出すことも出来ない

和也「ん…っ//ちょっと…//…んぅ…//」

和也「んぁっ//」

だんだんとその手は、脇の方から胸元まで伸びていく。直接的に触られない乳首が感覚的にも精神的にもむず痒かった。
………さすがにこんな姿を全国に晒されるのはごめんだ。でもここまで痛みに耐えてきてボツになるのは辛すぎる。

和也「ん…っ…はぁっ…//」

必死に声を押し殺そうとするほど、
耐えきれず漏れる声はいやらしさを増した。

翔「そろそろ辞めてもらってもいいですか?」

荒立つ俺とは正反対に翔ちゃんの声は冷静だった。
俺を撫で回す手がピタリと止まる。

和也「…はぁ…っ……おわっ…た…?」

汗滲む額を腕で軽く擦りながら翔ちゃんの方を向くとカメラはもう回っていなかった。

翔「かず…もう出ようか。」

和也「っえっ…!ちょっとまだ…っ」

翔ちゃんは少し冷たい声でそういった。
でも俺は上半身裸だし、何よりオイルまみれで気持ち悪い。すぐにここを出るなんて無理だ。

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