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君と僕の世界(嵐)

第2章 お忍びハワイ旅行


和也「いや翔ちゃんはとにかく顔が良すぎだって…。あと舌出すのはダメだよ…えっろい…」

翔「え?!あれ可愛い感じでやったつもりなんだけど!」

和也「いやただエロかった…。AVだろ…」

翔「そ…そんなに…?」

さすが翔ちゃん…まさに歩く色気。
あの映像で何万人のファンが萌え死ぬか…無自覚とは恐ろしい。

翔「もっかい…撮る?」

和也「撮らねえよ!」



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カランカラン

翔「ふぅ〜。食った食った」

和也「生クリームおっも〜…。まだちょっと気持ち悪さがあるわ」

翔「かずあんまり甘いの得意じゃないんだね。水飲みな、はい」

和也「ん…ありがとう。」

撮影に予想以上の時間を費やしてしまい焦った俺たちはパンケーキを口いっぱいに頬張ると、飛び出るように店を出た。


和也「あんなに甘いもの食べたの久しぶりだ…。もう歳かなあ俺も」

翔「いやいや、俺より若いんだからそんな事言わないで」

和也「1.2年大したことねえよ。…それより次どこ行くか決めよう」

翔「大丈夫なの?その調子で…少し休んだ方がいいんじゃない?」

和也「水飲んだら少し良くなってきたし、大丈夫。それに時間もそうあるわけじゃないんだから撮影進めなきゃ」

翔「…多分ファンの子にはかずがベンチで休んでるだけでも需要あると思うけど」

和也「んな需要はしらん!」

俺はちゃっちゃとiPhoneでハワイのおすすめスポットを調べた。
やはりビーチが定番のようだが、明日5人で海での撮影を控えてるためできれば避けたいところだ。
そうなると…山…だめだ、アイテムを何も揃えていない。ショッピング…は、昨日した。これ以上同じ絵はいらない。

和也「…う〜ん。なかなかいいところないなあ」

翔「もっとちゃんと練ってくればよかったねえ。…て…かず、あそこは?」

和也「え…?あそこは…」


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和也「い゛て゛て゛て゛あ゛あ゛あ゛!」

翔rec「うほーっ♡めっちゃいいの撮れてんよニノ!」

迷い迷った俺達が勢いで入ったのはハワイ式マッサージのお店。「最高のリラックスタイムを貴方に」というコンセプトに引かれたのにまっったくリラックスできてない!めっちゃくちゃ痛い!!!

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