
君と僕の世界(嵐)
第2章 お忍びハワイ旅行
和也「ん、じゃあもっとハワイ、満喫しよ」
翔「…かずからなんて珍しいね、これもハワイマジック」ギュッ
3人の姿がみえなくなったことを確認し、
俺は翔ちゃんに手を差し出してみた。
いつもは…と言っても家で、
こんなこと恥ずかしくてできないけど今日はなんだか気分がいい。甘えるのって案外簡単なのかも。
翔「や〜ばいね、一般人みたいじゃん。真昼間から手なんて繋いじゃって。」
和也「でもほら、誰も俺たちのことなんて見てないし気づいてない。日本人も案外いないもんだね」
翔「うん。誰の目も気にせずにかずのこと連れて歩けるなんて夢みたいだよ。また来ようハワイ。」
和也「そんな理由かい」
と言いつつ、俺だって翔ちゃんと手を繋いで歩くのは密かな夢だった。だからこんな形で実現するなんて思ってなくて、冷静を保っているが内心興奮が止まない。
和也(翔ちゃんに手を引かれて歩いてるなんて…すごい…夢で見たやつだ…。好きだ…翔ちゃん…好きだあ…。)
翔「あ、かず」
和也「ふぇ?!な、なに?」
翔「とりあえずあそこのレストランにでも入ろうか…ってあれ、、顔赤いけどどうかした?」
和也「なっ!なんでもねえよ!ほら、行こ!」
和也(わ〜〜!また顔に出ちゃってた…!やっぱり冷静を装うなんて無理〜!)
翔「…照れてる?」
和也「照れてねえよ!」
翔「嘘だ〜!もしかして手繋いだの、結構はしゃいじゃった?」
和也「だからちげえって!」
翔「素直になりなよ」
和也「ああもう//しつこいなあ!」
翔「え〜だって…」
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翔rec「はい、あ〜ん」和也ズーム
和也「あ〜ん♡」
和也「ん、おいし♡」
勢いで入ったのはパンケーキの店だった。
肉でも食べたい気分だったが、一度入ってしまったものは仕方がない。
ここはもう可愛くいこうと、1番でかいパンケーキをひとつ頼んでシェアして食べる光景を撮り合うことにした。
翔rec「いいね〜。これは彼氏目線ってやつだよね」
和也(あ〜ほんとの彼氏のくせになんかいってる〜)
和也「ふふっ」ウィンクバチッ☆
翔rec「ほら、次は彼女に食べさせてあげて」
和也「ん、」
和也(自分があーんされたいだけだろ)
カメラには映ってないが、今の翔ちゃんは
その声からは想像もつかないほどニヤニヤデレデレしている。
