
【参加型小説・連鎖の尻尾】
第5章 足跡と臆病な助手
「そりゃぁ、女たちは映ってたぞ――――…って、おい…微妙なブスって…お前、モテるけどフラれるタイプだな?
デリケートな部分をズケズケと言うな、女は怖いぞぉ……気を付けろよ」
ペガサスは白馬の物言いにため息をつく。
「それに俺が映って無いって言ったのは――――…“霊”だ」
“霊”と聞き、白馬はビクッと体を固くした。
「映って…なかった?そう言うのも…見えるタイプっすか?」
「調子がいいときは、バリバリ見えるっす!」
白馬の中でペガサスが更なる尊敬対象になった瞬間だった。
しかし、写真や動画の中にはいなかったと言う…
