
【参加型小説・連鎖の尻尾】
第5章 足跡と臆病な助手
煌太は高田の不思議エピソードに更にゾクゾクさせられた。
「す、すごいですね――――偶然って」
ビビりの煌太は残っていたお茶を一気に喉に流し込み、落ち着こうとした。
「まっ、その詳しい話は…飲んだときにでも――――…さて、今頃二人は成小坂に会えているかな?」
“あ、そうだった”と、高田の言葉に煌太は白馬の浮かれた姿を思いだしため息をついた。
その頃――――――――ペガサスと白馬は…
警備員に許可書を見せ――――…面会へと続く廊下を再び歩いていた。
