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「医者じゃないよ、俺は“薬剤師”だ――――…実家も薬局やっててね、その流れで」


「“その流れで”医療関係に勤められるって…基本頭がよくないとなれない職業ですよね？」



煌太は隣に座る高田にやんわりと突っ込みを入れた。



「――――そ、そうなのかな？まぁ…覚えること多い職業だからね…でも、医者よりはなりやすいかもよ？」


煌太は爽やかに返される返答に高田の“モテスペック”を感じとる。


「ところで…高田さんとペガサスさんの共通点が…いまいち掴めないんですけど、オカルト系で助けられったって…言ってましたよね？」


「あぁ～…前に勤めていた病院でね――――…変なのに憑かれちゃって…助けてもらったんだ」