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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第5章 足跡と臆病な助手


その頃――――煌太は…




「高田さん…すみません」



高田に支えられながら別フロアの休憩所まで来ていた。


「はい、お茶――――…少しは気分がよくなったかい?」


高田は自販機からお茶を購入し煌太に渡した。


「すみません…」


さっきよりは胃の痛みが引いた煌太は高田から渡されたお茶を喉を鳴らして飲んだ。


「少しは回復したかな?」


「はい、だいぶ――――…そう言えば、高田さんはここで働いているんですよね?白衣着てますけど…お医者さん?」


煌太は高田を下から上まで眺め“白衣カッコいい~”と、ミーハーな部分を覗かせた。



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