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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第5章 足跡と臆病な助手


「お~悪い、悪い…やっぱり――――お前たちの助けがいるかもな!」


「は?俺達ですか?」


ニヤッと笑うペガサスの手には申請書が見える。


「これを、このフロアの受け付けに提出して――――…運が良ければ面会…もしくは近くのエリアまでいけるって寸法だ!」


「あ~…例の同級生作戦ですね…」


ここまで来て引き下がれない煌太と白馬はその紙を持ってフロア案内まで向かった。



運が良ければ面会!


運が悪ければ事情聴取の上に強制退去…下手したら、警察の厄介になるかも知れない…


と、言うことは黙っておこうと…ペガサスはその事を飲みこみ、「ごめん」と心の中で手を合わせ二人を案内所に向かわせていた。




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