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ゴッドフィンガー田螺

第2章 田螺の過去 “エロゲヒロインは俺の嫁”

「はっ!?ちょっ!?それは駄目よ!!」



女は、急に抵抗をしだす。しかし、例え片腕で女を抑えつけていたとしとも、ラオウさんのムッキムキウッホウホな筋肉をした腕からは、逃れる事は出来なかった。



「警察に突き出すぞ?」



そうラオウさんは、耳元で呟くと女は、人形のように大人しくなった。



「い、いいんすかね?こんな事して……」



いや、俺だって現実と二次元の違いは、解る訳でして、この先の領域は寧ろ犯罪としか思えない訳でして……ようするにびびってる訳でして……



「犯罪者に何を遠慮してる。コイツは、屑だ。警察に突き出されるのが嫌で、必死にワシ等に助けてくださいと唸る女だ……」


俺は、女の顔を見る。歯を食いしばり、必死に涙を耐える女の顔……
おうふ……うち、こんなの耐えられんばい……



「そうか、ブリーフ……お前、この女を警察に突き出した方が良いと思ってるんだな?」



ほぇ?wwwwいや、違うおwwwwオイラそんな事微塵も思ってないおwwww



「い、いや……そういう訳じゃねぇんですけど……」


俺を見る相川。睨むラオウ。キョドる俺。


ドッキリ大成功の看板まだですかー?wwwwwwww



ラオウさんは、はぁ……と初めて溜め息を吐き女に語り掛ける。



「お前からも頼んだらどうなんだ?警察に行きたくないんだろ?お前の前に立っている男がお前の陰部に触ってくれないと……そうだ、後20秒の間にコイツが触らなかったら……」








「お前を警察に送ってやろう」

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