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ゴッドフィンガー田螺

第2章 田螺の過去 “エロゲヒロインは俺の嫁”

「あの……ラオウさん、どこに向かってるんですか?」



俺とラオウは、家から出て外を歩いていた。
流石に全裸はマズいので俺の服を貸してやった。

でも、俺の服がちっちゃ過ぎてめちゃくちゃピチピチになってる。
乳首浮き出てて、ワロタ


「罪を犯した者に制裁を下しに逝くのじゃ」



裁判官より怖いわwwwwwwww
有罪になったら間違いなくその場で首吹き飛ばしてくるだろwwwwwwww



「罪を犯した……?」



「うむ……アイツだ」



ラオウさんは、ずぅうんとゆっくり腕をあげて人差し指で前方を指す。
俺は、その指の先を目で追っていくと……






電柱にマーキングしてる犬がいた



「犬wwwwwwww犬じゃないすかwwwwwwww何?wwww犬と命掛けで戦うの?wwww実は、アイツはケルベロスなんだよとでも言うの?やだこわいwwwwwwww」



「死にたいか、小僧」グォオオオ……



「あ、すんません」



「ワシが指しているのは、ソイツじゃない。その近くの黒い女だ。」



俺は、もう一度さっきの方を見ると、確かにそこには女が立っていた。



金と茶色が混じったような髪、褐色の肌……チャラチャラと身に付けた奇抜なスカートとシャツ。
誰かを待っているのか、携帯電話を操作しながらその場を動こうとしない。



「あれが……なんなんですか?」



「アイツが、ターゲット……犯罪を犯した女だ」

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