
CHOCO❤︎LAVE
第12章 異変
速水「すずちゃんさ…良かったらバイト一緒の日は家まで送ろうか?」
聖輝「えっ?」
速水「いや、嫌ならいいけど。」
聖輝「そっそんな…大丈夫ですよ!迷惑かけるだけですし…」
速水「そう?俺は全然そうは思わないけどね。」
聖輝「いや、でも…さすがにそれは…」
速水「あっ、ひょっとして…森もっちゃんの方が良かった?」
聖輝「えっ?」
速水「聞いたよ、歓迎会の帰り家まで送ってもらったんだって?」
聖輝「なっ何で知ってるんですか?!」
速水「この間森もっちゃんと飲みに行った時に言ってた。」
聖輝「えっ、森本くんと飲みに行ったんですか?」
速水「まぁ、半ば強引に誘ってね。」
聖輝「そうなんですね…」
速水「すずちゃんのお節介が鬱陶しいって言ってたぜ?」
聖輝「やっぱり…」
速水「でも、すずちゃんの話してる時楽しそうだったけどね。」
聖輝「えっ?」
速水「口では鬱陶しいって言ってるけど、内心は嬉しく思ってるんじゃない?」
聖輝「そうですかね…」
速水「まぁ、森もっちゃんがいれば安心だろ!」
ポンッ!
速水「んじゃ、俺こっちだから行くわ。」
聖輝「あっはい、お疲れ様です!」
僕は速水さんと別れて、家に帰った。
