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ふぃくしょんエッチ

第3章 トウメイニンゲン

何だ!?一体、どうなってる!!


人の気配は…
俺と…マリアだけ。


なのに、銀色のナイフが独りでに動き
男の声が聞こえるのだ。


こんな状況…あり得るはずがない。


とにかく、マリアが危険に晒されている!


「お、お前!何者だ!
マリアから離れろ!」


『はぁ?何だよその生意気な態度。こんな女、一突きで殺せるぞ。お前の態度次第で、な!!』


ビュッと風を切る音と
マリアのブロンドの髪が落ちていく。


「ひっいやぁああ!!」

「や、やめろ!!」



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