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つかず、離れず

第5章 orange

雅「そう考えたらマネージャーさんってすごいね」

お菓子の袋を開けるのを手こずり腕に血管が浮き出るまで力を使うけど開かない袋

和「ん?」

雅「朝ピッタリ来てくれるじゃん」

やっとの思いで開いたお菓子の袋にニノと智くんが待ち構えたかのように先に頂く

和「そうだね。」

指についた塩を舐めてジーパンにつける後ろに向けていた体を元に戻す

潤「じゃあそろそろ出るよ。シートベルトしてね」

サングラスを付けているから全然表情が読めない

智「はーい」

松潤に言われてシートベルトを確認して、前を向くとまたバックミラーで目が合う。気まずくなり俺から視線を外す。

潤「じゃあ行きまーす。」

車が動き目的地へ向かう。それぞれパンフレットを読んだり携帯をいじったり飲み物を飲んだりしてる

雅「やばい!めっちゃ楽しみ」

相葉くん1人はしゃいで、座席の上でバウンドしてる

和「やめてください!危ないですよ」

潤「外から見たらめっちゃ輩だよ」

年下から集中攻撃を受け

わかったよと言い渋々やめて外の景色を眺めてる。一方智くんは運転席の後ろの頭に備えつけられているテレビを見ている

翔「何見てるの」

智「ん?わかんない」

翔「え?見てるんじゃないの?」

智「勝手についてたから、ハハ」

不思議な人だ。でもやっぱりさっきは感じなかった視線を感じる、まただバックミラーで松潤と目があう

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