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つかず、離れず

第5章 orange

AM9:00-マンション前

現在マンションの前でみんなが来るのを待ってる
手にはボストンバック1つ着替えだけでいいのだが用意しているうちにこんなでかさになってしまった

プルルと音がし携帯を取り出したメールがきたのを確認する

翔「ニノ?」

『今向かってるんでもうちょっと待ってください』
の文と一緒に写真が添付されていた。ニノが助手席に座り車内の様子を写してる

松潤、ニノ、相葉くん、大野智、

智くんは一緒の場所だと気まずいから自分の家からでまぁ、僕が場所的に最後になるのはわかってたけどめっちゃ楽しそう。無意識に歯を食いしばった。
9月とはいえ肌寒いと思い厚めのカーディガンを着てきたがまだ早かったようだ

「おーい!」

黒塗りのワンボックスからサングラスをかけたお兄さんが僕に向けて手を振っている

翔「おっ!」

手を振り返し車に駆け寄るすると後ろのドアが開きそこには相葉くんと智くんがいた

雅「お待たせ!待ったでしょ」

車が来るまで5分待ったけどこれは車運転してたら誤差の範囲

翔「いや全然、むしろ早い方だよ」

後ろの席に移るすれ違いざまに智くんにおはようと口パクで合図するそしたら智くんも口パクで返してくれた。席に座ったらバックミラー越しに松潤と目があった

今の見られてた?とひやっとしたがすぐに目線外れたので鏡の確認だったようだ

"(えっ?大丈夫だよね…)"

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