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つかず、離れず

第5章 orange

携帯の着信音がかすかに聞こえる。着メロは初期設定のままの音

潤「だれか携帯なってね?」

翔「ん?」

和「誰ですか?僕じゃないですよ」

雅「僕も違う。」

智「俺も違うかな…翔ちゃんじゃない?」

鞄を観ると俺の携帯が鳴っていた。今日は使わないと思い仕事用の携帯を置いてきたつもりだったので自分だと気づかなかった。着信音が鳴る携帯を取り出し急いで電話に出る

翔「もしもし、」

「××××××× ×× ××× 」

翔「あ、はい。いまからですか?」

「××× ××× ×××××××!!」

翔「はい、はい、すみません、わかりました」

「×××× ×××××××××× ××××」

翔「はい、、はい、失礼します。はぁー」

潤「誰から?」

翔「マネージャーから」

和「なんだったんですか?」

翔「今から来いって…」

雅「今から?」

潤「無理っしょ、断ったらいいじゃん」

翔「大事な話があるって」

和「何?大事な話って?」

翔「わかんない」

全員「……………。」

翔「とりあえず、降ろしてもらえる?」

潤「ここで?」

翔「そこまで俺ん家から離れてないでしょ歩けるし」

和「なに?マネージャー翔ちゃん家に迎えくんの?」

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