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どすけべカメラマンに犯されています!

第5章 紹介しよう、オレの恋人だ

前々から思っていたけれど、この二人はずけずけ物を言い合う様子から、結構前からの知り合いなのかもしれない。
でないとこんな口の利き方は出来ない。

「どうして女性、なのかしら?変態に趣味を押し付けられたの?嫌なことがあったらいつでも相談してね」

真剣な顔をして、メモ帳にさらさらと連絡先を書いて渡してくれる。
どこからが本気でどこからが冗談だか分からないけれど……紫乃先生は僕の目指す道の成功者。
連絡先はありがたく頂いておくことにした。

「あ、ありがとうございます……」

「ある意味趣味は押し付けたかもしれないな。でも綺麗だろ?」

「えぇ、あなたの手で素敵になったと思うと癪だけど……。……ぁ……!いい事、思いついちゃった」

にたぁっと、由奈がどうしようもない事を思いついた時と同じ笑い方をする。
嫌な予感しかしない。

ちょっと付いてきて、悪いようにはしないわ。

そう言う紫乃先生は、最高に最強に楽しそうだった。

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